「健康とは、病気でないとか、弱ってないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態であること。」(WHO憲章(日本WHO協会訳)

 

健康とういうのは、体・心・環境や人間関係が相互に作用し合い、これらの作用により、その人の健康状態はできていると思います。

 

体や心に不調があると、環境への適応力や人間関係にも悪影響がでてきます。

 当院では、不調をきたしている体や心に届く施術を心がけております。

 

このブログでは、自身でできる健康管理や季節によって気をつけるべきことを載せていきたいと思います。

温泉の効能と入浴方法

2017/10/05 投稿

こんにちは。

これからの時期、ご旅行や温泉地へのお出かけの計画を立てている方もいらっしゃると思います。

 

そこで、今回は より温泉の効果効能を取り入れるため、泉質による効能など 「温泉の効能と入浴方法」を紹介したいと思います!

 





<温泉の効能>

温泉の効能は、物理的刺激と温泉の泉質による薬理効果が合わさり、温泉の効果が発揮されます。

さらに、温泉地によっては、山や森の中、海が見渡せる、といったリラックスできる環境であれば、さらに効果を期待することができます。

 

 

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★物理的効能



●温熱効果


血管が拡張し、血行が良くなり、新陳代謝が高まり、体内の不要物の排泄を促します。温度は、37~40度のぬるま湯では、副交感神経を刺激し、リラックス効果、鎮静効果があります。42度以上では、交感神経を刺激し、しっかりと目覚めた状態となります。さらに42度は、日本人の最も好まれる温度で、リフレッシュ効果も望めますが、体への負担もあります。



●水圧効果


水圧が体にかかることで、内臓への刺激となり内臓運動を促す効果があります。また、脚に集まった血液を心臓へ送り返す、ポンプアップ効果があり、血行やリンパの流れも良くなります。しかし、全身浴を行った場合、水圧は心臓へ負担をかけてしまう可能性もあります。



●浮力効果


全身浴を行った場合には、心臓への負担はかかりますが、浮力により筋肉が緩み、リラックスしやすい状態になります。


(このような物理的効果は、ご家庭で入浴する際も感じることができます♪それでは、温泉地だからこそ得られる効能について紹介します。)

 

 

 

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★泉質による効能

 

 

●単純泉

神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔病・冷え性・病後回復期・健康増進などの効果があるとされています。


単純泉の効能は「一般適応症」と呼ばれ、どの温泉にも共通しているもので、ほかの泉質には、特有の効果と単純泉の両方の効果が期待できます。

単純泉を飲泉すると、軽い胃腸炎に効果があるとされています。

 



●塩化物泉(食塩泉)
よく温まる湯で、切り傷・火傷・慢性皮膚病・慢性婦人病などに効果があるとされています。

飲泉すると、慢性消化器病・慢性便秘・貧血などに効果があるとされていますが、高血圧症・腎臓病・心臓病・むくみなどの持病や症状がある方は飲泉は控えて下さい。



●炭酸水素塩泉(重曹泉、重炭酸土類泉)

肌がなめらかになり、浴後清涼感があります。切り傷・火傷・慢性皮膚病などに効果があります。

飲泉すると、痛風・糖尿病・慢性消化器病・肝臓病・胆石・慢性胆嚢炎などに効果があるとされていますが、高血圧症・腎臓病などの持病がある方は飲泉は控えて下さい。

 



●硫酸塩泉(石膏泉、芒硝泉、苦味泉)
動脈硬化予防の効果があり、動脈硬化・切り傷・火傷・慢性皮膚病に効果があるとされています。飲泉すると、慢性胆嚢炎・胆石・慢性便秘・肥満症・糖尿病・痛風などに効果があるとされています。

 



●二酸化炭素泉(炭酸泉)
低温ですが保温効果があり、高血圧症・動脈硬化・運動麻痺・切り傷・火傷・冷え性・更年期障害・不妊症などに効果があるとされています。

飲泉すると、慢性消化器病・慢性便秘などに効果があるとされていますが、下痢の時には控えて下さい。

 



●鉄泉(含鉄泉、銅泉)
湧き出した時は無色透明ですが、空気に触れると褐色に変色し、効力が落ちます。月経障害・更年期障害・慢性皮膚病などに効果があるとされています。

飲泉すると、貧血・慢性消化器病・痔病などに効果があるとされていますが、強酸性の鉄泉は乾燥肌の方には向いていません。

 



●硫黄泉(硫化水素泉)
ガスの匂いが強く、換気が悪い場所では中毒を引き起こすことがあるので、注意が必要です。高血圧症・動脈硬化・慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・痔などに効果があるとされています。

飲泉すると、糖尿病・痛風・便秘などに効果ありますが、乾燥肌の方には向いていません。

 



●酸性泉(明ばん泉)
肌に強い刺激がある泉質で、湯ただれを起こすこともあるので注意が必要です。慢性皮膚病・慢性婦人病・糖尿病などに効果あるとされています。

飲泉すると、慢性消化器病に効果があるとされていますが、高齢者で乾燥肌の方には向いていません。



●放射能泉
放射能が含まれる温泉ですが、体への悪影響は全く心配ありません。高血圧症・動脈硬化・痛風・慢性皮膚病・慢性婦人病などに効果があるとされています。

飲泉すると、痛風・慢性消化器病・慢性胆嚢炎・胆石症・神経痛・筋肉痛・関節痛などに効果があるとされています。


このように、温泉の主成分によって大きく分けられています。

 

 

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では、次に 効果的な温泉の入り方を紹介します。参考にしてみてください。

<温泉の入り方>

①温度を体に慣らすため、足→腰→肩→胸の順番でお湯をかけて下さい。

②温度や水圧による体への急激な負担を避けるため、まずは半身浴で慣らして下さい。

③入浴時間は、ほんのり汗ばむ程度に抑えて下さい。

④浴槽から出て、足だけ湯に浸したり、洗い場に移動したりして、一旦休憩をはさみましょう。

⑤2度目の入浴では、筋肉や関節が緩んでいるため、浴中でさらにほぐしたり、関節を動かしましょう。

⑥お湯から上がった時は、種類にもよりますが、シャワーを浴びたり、タオルで拭き取り過ぎると、温泉効果が薄れてしまいます。

タオルでの拭き取りは、水滴を拭う程度にして下さい。

⑦温泉に限らず、入浴後は体の水分が少なくなっているため、水分補給をして下さい。

⑧入浴はエネルギーを消費します。



体や髪の毛を乾かし、湯冷めしないように休憩しましょう。もう一度入る場合には、入浴後最低でも30分は休憩をして下さい。



これらのことに気をつけて、温泉を楽しんで下さい^^

 

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これからお休みの日などに、どこかの温泉に行こうと考えられている方もいらっしゃると思います。

温泉の効能で選んでみるのもいいかもしれませんね(^-^)/

 

 

 

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10月の健康管理

2017/10/03 投稿

 

10月は、まだまだ季節の変わり目でもあります。

季節の変わり目は、風邪をひきやすいため、その日の気温や、室温・湿度の調節などに気を配り、また、マスクなども準備しましょう。

 

ファンヒーターやエアコンは、長い間使用していなければ、ハウスダストやダニが中にたまり、使用時に吹き出してしまい、アレルギー症状を引き起こす原因となることがありますので、使い始めは、掃除をしたり、換気をしながら使用するようにしてください。]

 

この時期は、夏の疲れ、気温差、夏に活発な副交感神経から冬に活発な交感神経へ移行、また、台風や秋雨前線などの気圧の低下、などにより自律神経が乱れやすくなります。

自律神経失調症状としては、
○精神的なものでは、
・やる気がおきない。
・体がだるい。
・思考力・集中力の低下。
・ネガティブになる。

○身体的なものでは、
・寝つきが悪い。
・食欲不振。
・頭痛や腹痛。
・ストレスに関係がある、機能性胃腸症や過敏性腸症候群。

などが挙げられます。

 

精神的なものでは、軽度の鬱病と診断されることもあります。

一時的であれば、心配する必要はありませんが、症状が酷くなったり、長引く場合には、治療が必要となる場合もあります。

対策としては
・しっかりと睡眠をとる。
・栄養バランスのとれた食事をする。
・心身のストレスを解消する。
・家族や友人など、気を遣わなくてもいい人と話す。
・生活にリズムをつくる。
・頑張り過ぎない。
・毎日の生活で、余裕を持つ。

などの生活を送ることが大切です。

 

その他
・10月は、スポーツの秋ということもあり、運動会やイベントなどで体を動かすことがありますが、普段体を動かす習慣がない人が頑張ってしまうと怪我をしてしまうことがありますので、自分の体に合わせて動かすようにしてください。

・食欲の秋でもあり、食べ物が美味しい季節です。

しかし、食べ過ぎると肥満の原因となりますので、食べ過ぎには注意しましょう。

・インフルエンザの予防接種を受けられる方は、冬の流行に備え、11月中までには予防接種を受けるようにしてください。

 

季節の変わり目は、体調不良や病気をしやすい季節ですので、いつもより体調に気を配るようにしてください。

これから、冬にかけて寒くなっていきますが、10月を健康的に乗り越えて、元気に冬に備えましょう。

 

 

 

 

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秋の漢方的セルフケア

2017/09/30 投稿

こんにちは!

 

もう、すっかり秋ですね!気候もちょうど良い季節ではありますが、体調を崩しやすい冬を健やかに過ごすには 秋の養生が必要となります。

 

 


 ★漢方でよく聞く<養生>とは?

 

養生の意味を調べてみると・・・

 (1 )生活に留意して健康の増進を図ること。摂生 (せっせい) 。「酒やタバコをひかえ、つね日頃から養生している」


 (2 )病気の回復につとめること。保養。「転地して養生する」




病気にならないために何かの方法をやっておくこと、という印象ですね。

 

 

★それでは、秋に養生しておきたいこととは?

 

◆冬に備える季節

秋は夏の暑さや湿気によってダメージを受けた体を癒し、体力を整えておく季節といわれています。夏に無理をした際、その疲れを引きずって、秋にガクっと体力が落ちる場合もありますが、漢方的には、本来秋は、体にトラブルの出にくい季節です。

「未病先方」といって、体に一番良い季節にこそ、もっとも免疫力の必要とされる冬に備えるときとされています。



◆呼吸器や腸などの粘膜、皮膚のトラブル

秋は、空気が乾燥しはじめる季節ですが、日本の秋にはまだ湿気が残っていて、乾燥と湿気を行ったり来たりするのが、不調のもとになります。


漢方的には、乾燥の影響を受けやすい鼻やのど、肌、湿気に弱い胃腸などのトラブルが
起こりやすい時期と言われています。風邪や下痢にかかりやすく、アトピーの方は皮膚が乾燥しがちになったりと皮膚トラブルが気になることが多くなります。



また、冬に備えて免疫力で大切となるのも鼻やのどのなどの粘膜と考えられるので、養生しておくことが大切になります。





★秋の養生の3つのポイント★

①夏バテを引きずらない

夏の疲れを引きずったままで、秋に体力を落とさないように注意が必要です。夏の暑さや冷房負けで夏バテした方は、秋にしっかり解消しておくことが体調を崩しやすい冬に備えることが大切です。



②空気の乾燥に注意

秋の乾燥は冬に比べてそんなに強くないですが、夏の汗で奪われた体のうるおいをしっかり秋で補うことで、
本格的な冬の乾燥に備えることが大切です。



③免疫力の胃腸をケア

夏に冷たいものの食べ過ぎで弱った胃腸の疲れが出て、秋は胃腸をこわしやすいといわれています。

寒い季節に風邪をひかずに乗り切る免疫力も、胃腸の健康が大切になります。


 

★秋におすすめ漢方アイテム★

~風邪っぽいときに良い素材~

 

◆唐辛子

辛味成分のカプサイシンが新人代謝を促進するため、風邪の初期症状には効果的。

 

◆シナモン

体を温め、解熱、鎮痛作用があるため、風邪による頭痛や発熱、関節痛に有効。

 

◆ペパーミント

体の余分な熱をとり、風邪による頭痛や喉の痛みを和らげる効果が期待できる。

 

 

 秋はもちろん、冬も心身ともに健やかに過ごすために 秋の生活習慣も意識してみてはいかがでしょうか。

 

 

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